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7年学生してました!

 当院の代表藤田は、高校卒業後、7年学生をしており、少し変わった経歴を持っています。どれぐらい変わってるかというと、初めての方に名刺交換した際や軽く自己紹介した際に必ず驚かれるぐらいには変わってます。


 今回のブログは代表の藤田の少し変わった経歴をお話しさせていただきます。


 というのも、自分で言うのもなんなのですが、一般的な歩み方をして現在の鍼灸院を開院したわけではなく、ちょっと変わった歩み方をして現在に至るんです。


 鍼灸師を目指している方やトレーナーを目指している方にこういうなり方もあるんだなと参考になるかもと思い、書くことにしました。


 なにかの参考になれば幸いです。

 お気楽にお読みください。

 


 そもそも、僕が持っている資格として日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)と鍼灸師があります。それに加えて中学・高校の保健体育の教員免許、修士(体育学)を持っています。

 トレーナーや鍼灸院にお勤めの方で、JSPO-ATと鍼灸師を両方持っている方は多くいらっしゃいますが、教員免許に修士を持っている人はあまり多くいません。

 この時点で、少し変わっています。基本的にJSPO-ATと鍼灸師を持っていれば、トレーナーや鍼灸師として活動できます。したがって、それ以外は必要がない、もしくは、高校卒業後、一般的な進学方法ではそれらを取得できないからです。


 まずは、JSPO-ATと鍼灸師の取り方からご説明します。

これらの資格を取得するためには、高校を卒業したのち基本的に次の3つのルートがあります。


⚪︎JSPO-ATと鍼灸師を両方取れる専門学校もしくは大学を卒業

 ※両方取得するのに、専門学校だと最短3年。大学だと最短4年


⚪︎一般的な4年制大学→JSPO-ATと鍼灸師を両方取れる専門学校(3年)


⚪︎一般的な4年制大学→鍼灸師を取れる専門学校(3年)→JSPO-ATを取れる専門学校(最短2年)

※専門学校の順序は逆の場合もある


 簡単に言えば、両方取れる専門学校もしくは大学に行くか、大学を出た後に専門学校に進む形が一般的です。なので、最短3年、長いと9年ほどで両方の資格を取得することができます。


 仮に、この上記の流れで、教員免許と修士を取ろうとするならば、、、


⚪︎教員免許を取れる4年制大学→大学院修士課程進学(修士課程は基本2年)→両方取れる専門学校(3年)


⚪︎教員免許を取れる4年制大学→大学院修士課程進学(2年)→鍼灸師を取れる専門学校(3年)→JSPO-ATを取れる専門学校(最短2年) ※専門学校の順序は逆もある


 簡単に言えば、大学で教員免許を取得し、大学院に行き、専門学校へという流れになるかなと思います。

 修士は修士課程を修了しないと取れないので、この流れだと最短9年、長いと11年かかることになります。


※改めて調べてみると鍼灸師と教員免許(保健体育)が同時に取得できる大学があるので8年で取れる可能性もあります。

 ⚪︎鍼灸師と教員免許を取れる4年制大学→大学院修士課程進学(2年)→JSPO-ATを取れる専門学校(最短2年)


 さて、高校卒業が18歳とすると、JSPO-ATと鍼灸師だけなら最短3年なので21歳で、教員免許と修士もあわせるなら最短9年なので27歳で取ることができる計算になります。


 専門学校に行ってから4年制大学、大学院もなきにしもあらずですが、あまり聞いたことがないので、ここではその話は割愛します。


 長々と説明しましたが、これで一般的な流れはわかっていただけたかと思います。

では、肝心のあなたはどうなんですか?というところでしょう。

 

 結論から言うと、僕の場合は高校を卒業した後、25歳のときに、今の資格を取得していました。したがって、高校卒業して7年で、JSPO-AT、鍼灸師、教員免許(保健体育)、修士(体育学)を取ったことになります。

上記のどれにも当てはまらない年数です。

???となるので、皆さん驚かれるんだと思います。


どうやってそのような流れになったかと言いますと…


まず、高校卒業後


 履正社医療スポーツ専門学校(現:履正社国際医療スポーツ専門学校)の鍼灸学科に入学し、JSPO-ATを併修し、JSPO-ATと鍼灸師を取得します。

ただ、JSPO-ATは筆記試験は一発合格したものの実技試験で一度落ちてるんですけども。

この話はまたどこかで。。。


その後、さっきの流れだと2つ取れたので就職なのですが、、、


僕は、就職せず、そのまま鹿屋体育大学に3年次編入学※1をします。

3年次編入学とはなんぞや?といいますと、文字通り大学の3回生から入学することができる制度です。


ちなみに、鍼灸学科に在籍していましたが、JSPO-ATのカリキュラムを併修していたおかげで、編入学の受験資格を持つことができました。鍼灸学科だけだとこの道はなかったです。


専門学校3年生の夏に編入学試験を受験し、合格したので翌年の春から晴れて鹿屋体育大学に3回生として入学したという流れです。


専門学校3年生の時は、8月に編入学試験、11月にJSPO-ATの筆記試験、2月にJSPO-ATの実技試験と鍼灸師の国家試験でした。どれも落とせない試験ばかりで、楽ではなかったですね。人生で一番頑張った1年だなと思います。


こうして、無事に専門学校を卒業し、かつ3回生として大学に入学できたので、ここで2年分ショートカットできたことになります。

鹿屋体育大学は、僕が在籍していたときは編入学でも2年で保健体育の教員免許を取れるカリキュラム※2だったので、そのまま3回生、4回生で教員免許を取れるカリキュラムを取り、卒業時に教員免許を取得できました。


※1鹿屋体育大学の編入学は3年次ですが、大学によっては2年次からの大学もあります。

※2現在は、編入学は3年かかるカリキュラムになっています。


 専門学校3年、編入学で大学2年。ここまで5年でJSPO-AT、鍼灸師、教員免許(保健体育)を取ったことになります。残すは修士のみ。

学部を卒業したら就職することが一般的ですが、僕はそのまま大学院に進み、修士課程を2年で修了し、晴れて修士(体育学)を取得します。


 大学/大学院時代は専門学校と違った面で大変なことがありました。初めての一人暮らしであったり、なんといってもゼミの指導教員が在籍時に亡くなるという経験をしたりと。いろんな出来事があった鹿屋の4年間でしたが、それが今に活きていることが多々あるので、無駄ではなかったなと今となっては思います。この辺りもまた何かの機会に。

7年の学生生活が終わる修了式の場面
コロナ禍の中、修了式にて証書をいただく場面

 こうして、7年でJSPO-AT、鍼灸師、教員免許(保健体育)、修士(体育学)を取ったことになります。通常でいけば、9年〜11年かかるところを7年なので、2年〜4年の短縮って考えると時間の使い方的にかなり賢い方法だったなと思います。


 そして、大学院修了して運よく後藤さんのもとで修行を1年させていただき、鍼灸院を開業することになります。このあたりもまた別のタイミングで。 


 ここまで読んでいただけた方ならわかる通り、僕は体育・スポーツ畑の人間です(笑)

体育・スポーツを通して、色んなことを学び、経験し、色んな方々と出会ってきました。その経験を、ケガで困っている選手やコンディショニングがうまくいかない選手等に還元したくて、この鍼灸院を開業しました。


 そのため、当院はスポーツに特化した鍼灸院となっております。

ケガやコンディションで困っていたらぜひ、当院を一度ご利用ください!

 

 スポーツをしていなくても、日頃の立ち仕事やデスクワーク、体を酷使する仕事はスポーツをして練習を毎日しているようなものだと思います。スポーツをされていない方も来院されてますので、お気軽にご連絡ください!


最後までお読みいただきありがとうございました!

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